3rd-houseblog(Cplanning)

石川県金沢市の住宅会社「シィー・プランニング」です。
このブログはモデルハウスを建てるにあたり、家づくりのコンセプトや、素材の選定等の記録です。
このブログを通してシィー・プランニングの家づくりの想いやこだわりが少しでも皆様に伝わればと思います。

プラン会議2

こんにちは!
石川県金沢市の住宅会社シィー・プランニングです。


先週に引き続き、プラン会議です。
前回でおおまかに間取りの方向性を決めました。



(前回とほぼ同じ画像ですいません)


今回はそこからさらに細かい部分を決めて行きます。
メインは正面外観(ファサード)の見せかた。
外部~玄関~LDKの空間構成・抜け感。
リビング内の作りかた、天井の高さ。


(間取りはできてからのお楽しみ。ぼかしてお見せしています)



合わせて外壁・内壁の仕上材などを決めたかったですがタイムアップ。
皆、想いが強いです(笑)
細かい打合せはもう少し続きます。


開口部の作りこみ方で同じ間取りでも空間の心地良さは格段に変わると
私たちは考えます。


出来る部分はなるべく造作などで素材感を出すことが多いです。
安く仕上げるだけならば、全てが工場製品でもOKです。
最近は既製品も色々進化しています。


「なぜ、この素材を使うのか」
「なぜ、この作り方にするのか」
シィー・プランニングは家づくりに対する物事の考え方から考えます。
※論理的風に話していますが必ずしもそうではなく、なぜかはわからないけど感覚的にこれが気持ちよく過ごせるから!と直観で決める時もあります(笑)



*次回更新は5/19(金)予定です。

プラン会議

こんにちは!
石川県金沢市の住宅会社シィー・プランニングです。


本日は前回の設計要望書の内容をふまえて
モデルハウスのプラン(間取り)の会議です。


玄関から入ってLDKの配置、視線の抜け、導線
各部屋の大きさやレイアウト、そこに住む人が住みやすいかどうか、
心地よいかどうかなど、検討していきます。


中だけではなく、外観のカッコよさや、外構のデザインも
もちろん行います。
言い方は悪いですが、
機能は良いけどカッコ悪い家よりも、
機能ももちろん良くて、かつ、カッコいい家がいい。


「住宅はまず、性能が大事でしょ!」
もちろん、わかります。


しかし、家は何十年も住み続けます。
シィー・プランニングでは完成時にアンケートを
お願いしているのですが、そこでよく見かけるのが、
「早く帰りたくなる、そんな素敵な家にしてくれてありがとう」



このモデルハウスもそう言っていただけるお家になるように、
しっかりと、ていねいに、構想を組み立てていきます。


モデル要望書

モデルハウスを考えるときに一番大事なのが
・そこにどんな人が住むのか?のお客様をイメージすること。
・より具体的で、皆が描ける家族な方が良い。


あの時のお客様がいいんじゃないか。とか、あの人どうだろう?
など話していたけど、なかなかまとまらない。
なんやかんやと意見が出てきます。


そこで出てきたのが社員のBくん。
今年31歳で結婚する、まさに今から家を建てる世代。
子供も将来2人ほしいなと妄想中。
そんな彼をモデルハウスのモデルとして、どんな家にするかを会議。

ガチガチに固めすぎてもあれなので、要望としてはひとまずこんな感じ。
・家は大きくなくて良い。
・外と中との一体感を大事にして広く見せたい。
・寝る部屋は広くなくて良い。
・お互いの実家が離れているので、両親が泊まれる部屋がほしい。
・水回りは1.2階どちらでも良い。…etc


それでは今から設計開始。

カッコいい家



カッコいい家
良い材料に良い間取り
でも何だかパッとしない
これではもったいない。


シンプルにデザイン
シンプルにするために建築的工夫は沢山あります。
いい雰囲気を出せるようあまり作りこみ過ぎないように
デザインします。


ディティール
詳細設計において緻密な配慮をします。
仕上がりが洗練されるのはこれが大きな要素です。


素材と色
木と金属、白と黒
作り込むとは
合わしてみる
ハズしてみる
組合わせが大切です。


窓の配置を考える
採光、通風、デザイン、+α。
細心の注意を払って
理由のある窓の
置き方をします。


あかりの選択
あかりは
存在感の無いもの。
主張したもの。
あかりの選択と配置により
大きな差を生み出します。


+和
和は
じんわりとその空間に
エッセンスを加える役目が
できるのです。
それも設計次第。

楽しく、楽していい家


みんなで集う
まずは家族で集まって楽しめるよう、リビングダイニングは広めに。そして、仲間を呼ぶためには、外の空間にも力を注ぐべきです。例えば中庭のつくり方にも動線を。中庭は光や風だけでなく、仲間も呼び込める機能もちます。

趣味を楽しむ基地!
今の住まいでは趣味を我慢していませんか?せっかくの機会です。例えば釣りや読書、日曜大工、バイクいじりなど趣味を楽しむ。環境が整えば人は積極的に活動することができます。是非、基地を創りましょう。

シンプルな家事動線
料理する、配膳する、後片付けする、洗濯する、干す、たたむ、アイロン掛け、掃除する・・。それぞれの家事をする場所はできるだけ近くにあるほうが、なにかと並行して進めることができます。朝の出かける前の時間や夕方など、家事に掛かる時間を短縮できる工夫を考えます。

子育て上手になりたい
子育ては大変です。だからこそ、楽しまなければ損です。楽しむためには、子育て仕事のストレスを軽減することが有効です。おもちゃや育児用品の収納場所、オムツ替えや授乳の場所などなど、あらかじめ行動パターンを予測して設計に盛り込むと、子育てにも余裕が出るものと考えます。

収納の配置を考えよう
多いことにこしたことはありませんが、スペースや予算には限りがあるものです。収納は適所に配置。つまり、使うところの近くに適度なスペースを設けることが肝心。さらに、出し入れし易い奥行きも考えて配置するべきものです。