3rd-houseblog(Cplanning)

石川県金沢市の住宅会社「シィー・プランニング」です。
このブログはモデルハウスを建てるにあたり、家づくりのコンセプトや、素材の選定等の記録です。
このブログを通してシィー・プランニングの家づくりの想いやこだわりが少しでも皆様に伝わればと思います。

内装のこと。

こんにちは!
石川県金沢市の住宅会社シィー・プランニングです。


前回は外壁に関することを簡単にですが、書かせていただいたので
今回は内装のことについてお話させて頂けたらと思います。
良いことも悪いことも思うまま書いていきますね。


お家の中の仕上材は場所に分けると大きく
壁・天井・床(+家具&建具)になると思います。


*壁・天井の仕上材で最もポピュラーなものはビニールクロスですね。
安価でデザインも豊富で最近は色々な性能のものも出てきています。
個人的にはアクセントに外国製のクロスを使うのも好きです。(国内製よりも奇抜なデザイン多し!)
ただし、よく質問されるのはシックハウスに関することですね。
人体の化学物質に対する許容量を一定以上超えると「化学物質過敏症」という病を引き起こすこともあります。
現在はF☆☆☆☆(フォースター)ものがほとんどなので、大丈夫!という
話もありますが、実際のところは未知数です。
ホルムアルデヒドの放散量によって基準はありますが、例えば無垢材や塗り壁なども
このF☆☆☆☆です。
自分達は大丈夫でも今後家族が増えたりすると影響がでてくることがないとは言い切れないのがツラいところです。


*天井で弊社がよく使うのがシナベニア・ラワンベニアです。
シナ材やラワン材の突板(薄くスライスしたもの)を合板に張り付けてあり、
見た目はかなり綺麗です。
塗装により木目を生かしたり、隠したりすることも可能です。
こちらも多少の接着剤を使用しているので、ホルムアルデヒドの心配はあります。
以前、別の工務店の社長さんとお話しさせていただいた時に
「シナベニア仕上げは大工さんからすごく文句のでる(大変な)仕上げ方なので、うちでは出来ない。出来るシープラさんがうらやましい」と言われたことがあり、なるほどなと思いました。
材料費はそこまで高価なものではなく、大工さんにもよくお願いしていたので、言われるまでは気づきませんでしたが、いつもきれいに仕上げてくれる大工さん・塗装屋さんに感謝しています。ありがとうございます。


*紙クロスorウッドチップ壁紙 + 自然塗料塗り
こちらもシープラではよく使います。
下地のクロスは調湿性を持つので適度な湿度を綺麗な空気を保つことができます。
また、結露も軽減してくれます。
ほかにも長持ちする、ホコリを抑制する、メンテナンスが容易などの効果も期待できます。
デメリットはよごれがつきやすいということ。
上記にメンテナンスが容易と書きましたが、これは汚れた部分があれば上塗りしたらよいということです。しかし、子育てをしながら毎回塗るのはちょっと大変。。。
長い目で見ると良い物だと思います。


*珪藻土塗りなど厚みのある塗り壁
塗り壁は意外(?)と種類が多くひとくくりにしてしまっていいのかはわかりません。
他の仕上材に比べ、厚みがあるので、表情が豊かで質感を好む方にオススメです。
※珪藻土は自然素材だから健康に安心!というイメージが強いですが。商品によっては接着剤を多く使用しているものもあるので、ご注意ください。


*その他
モイス
 モイスとは現在アイカ工業から出ている商品名です。
消石灰やバーミキュライト等、天然素材を主として作られたもので燃えにくく、調湿・透湿に優れ、室内環境を健康に保つことが出来ます。
天然素材なので壁を擦ったりすると表面が粉状になり、壁際が白くなることがあります。


タイル
 焼き物系やガラス系など色々あります。主にアクセントとしてよく使います。
最近だと調湿機能などのあるエコカラットも増えてきています。


木板
 壁や天井に使います。
腰壁などに使うと部屋の雰囲気や柔らかくなります。



今回は文字だけの更新になってしまいすいません。。。
文面だけで見るとビニールクロスや接着剤はダメ!と見えるかもしれません。


自分の好みを把握し、素材の質感を楽しみましょう。
※正直な話、写真だけだとクロスもペンキも塗り壁もそこまで差はありません。
 実際に体感しなければ素材の良さはわからず、吟味する楽しみを体験することはできないと思います。




*次回更新は6/2(金)予定です。





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