気密について。
こんにちは、ちゃっきです。
前回、モデルハウスの気密検査について記事を書かせて頂きましたが、
こちらでは気密の考え方についてお話したいと思います。
気密のC値(隙間相当面積)は少ないほど良いのですが、
全てが全て良いことばかりではありません。
1つは負圧問題。
隙間が少ない為、料理中などで換気扇を回し、家の空気を外へ排出しているときに
玄関ドアが開閉時に重くなります。
これには解決策があり、
同時給排タイプのレンジフードを使うのが一般的です。
しかし、同時給排タイプのレンジフードは現状あるものでは
花粉だったりPM2.5のフィルター搭載されているものが一般住宅用品ではないそうです。
(もしかしたらあるかもしれませんし、今後はそんな商品がでると思います。)
見つけたらこちらのブログでも紹介させて頂きますね。
※集合住宅用の商品であればあるそうです。
断熱に気を使い、気密にも気をつかう人は換気システムには気を使う場合が多いです。
24時間換気そのものは様々なものを除去するのに、
レンジフードは気密が高いから同時給排タイプにしてPM2.5などが入ってきちゃうのは
どうなんでしょう。
※実際に同時給排フードからどれくらいの量が入ってくるのかはわかりませんが。
温熱環境を考えると同時給排の方がよかったりもします。
もう少し突っ込んだ話をしますと室内循環式レンジフードというものもあります。
画像は富士工業ホームページより参照
これだと外の空気は関係なく、室内だけで換気を完結することが出来ます。
ただ、、、商品が少ない。
あとはIH専用ということとフィルターが何層にもなっているのてお手入れは手間かと思います。(採用したことはありません)
フィルターに気を使った同時給排があれば理想的だなぁと思います。
今回のモデルハウスでは同時給排は使用せずに通常のレンジフードを使用します。
今回もお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。
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