3rd-houseblog(Cplanning)

石川県金沢市の住宅会社「シィー・プランニング」です。
このブログはモデルハウスを建てるにあたり、家づくりのコンセプトや、素材の選定等の記録です。
このブログを通してシィー・プランニングの家づくりの想いやこだわりが少しでも皆様に伝わればと思います。

中間気密検査。

明けましておめでとうございます。
石川県の住宅会社シィー・プランニングのちゃっきです。
本年もよろしくお願いいたします。


さて、昨年末の事になりますが、気密検査を行いました。
一般的に気密検査を行う場合、2回行います。
1度目は工事途中。
2度目は完成後です。


今回はその1度目。
気密検査とはその名の通り、住宅における気密がどれくらいあるのか?の検査です。
ピンとこない方は隙間がどれくらいあるのか?で考えて頂けるとわかりやすいかと思います。
C値と言われ、単位は(㎠/㎡)です。隙間相当面積とも言います。
数値が低いほどよい数値です。


国では5.0㎠/㎡以下を目標(?)としていたり、
2.0㎠/㎡以下は高気密住宅だよと言われていたり、
そもそもZEH住宅ではその基準が特になかったりと
書いていてよくわからなくなります。


なぜかというと上で高気密住宅と書いた2.0㎠/㎡の数値だと
家全体で2m×2m位の隙間があるということなんです。
この数字だけみるとがばがばな気がしますよね(^^;
実際がばがばです。(と私は思います)


窓の1ヶ所にこのような装置を付けて空気を動かし測定します。

C=0.5㎠/㎡と書いてあります。
他のサイトなどを見てみるとハガキと比較するところが多いので
ハガキで比較すると0.5枚分くらいです。


今回はこのあとに一度どこからの空気の抜けが多いのか?を
確認する作業を行いました。

玄関まわりに穴がありましたので、その部分を塞ぎます。
(緑色のテープは仮玄関ドアです)
黒色のところから風がスース―ぬけていたのでここが大きいです。


穴を塞ぎ、2度目の検査です。



C=0.3㎠/㎡と書いてあります。



国の定める基準よりも隙間が相当少ないのがわかります。
隙間が少ないということはそれだけ熱が逃げにくいということです。


個人的には1.0㎠/㎡以下くらいでも十分と思っていますが良い数値がでてよかったです。
これから大工さんは壁を塞ぎ、電気屋さんは照明器具の穴あけなどをしていきます。


次回の更新もよろしくお願いします。