ななめの屋根。
こんにちは!
石川県金沢市の住宅会社シィー・プランニングです。
今回はモデルハウスの屋根についてです。
タイトルは「ななめの屋根。」
え?屋根って普通ななめなんじゃないの?と
思いますよね。
はい、ななめです。(笑)
今回はこのななめではなく…
このななめです(平面図なのでわかりにくい…)
赤い部分が一体の屋根になっています。
コイツをどうするかが今日の議題です。
まず、問題は構造。
この斜めの部分ですが、下に部屋はなく、巨大な「軒(のき)」になるのです。
軒とは一般のお家でいう屋根の出ている部分です。
この家の軒は↓の部分になります。
オレンジの部分が今回のメインです。
長い部分で4m近くあります。
…構造的に木造でもつのか??
可能であっても大きさは?太さは?
混構造にする?
木材屋さんと色々が検討が必要そうです。
もう一つは雨や雪の処理(通り道)
通常の屋根は水の流れる先に雨樋があり、そこで雨水をキャッチしてくれます。
ななめだと、ちゃんとキャッチしてくれるのか?
もし雨樋と通り越して下に水が落ちるとなると大変です。
なにが大変かってこの下は玄関につながるアプローチの予定です。
雨なので傘は差して通りますが、なんとなく印象が悪いかなと。
理想的な感じは↓こんな感じ。
ななめ部分をなんとか誘導し、屋根に対して水平な雨樋があるところまでもっていく。
しかしこれも雨樋そのものの容量オーバーの可能性もあります。
樋を大きくすることも検討しますが、正面だと見た目が…
ガルバリウム鋼板で造作すればなんとかなるかな??
コストバランスと外観バランスを検討しながら進めます。
モデルハウスは挑戦する家でもあります。
今までやったことがないものを考えるのは楽しいです!
シィー・プランニングの無茶ぶりに真剣に向き合ってくれる業者さんには感謝しています。
次回は解決編(には、ならないかもしれない)。
更新は6/15(木)予定です。
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